田んぼアートに大感激

毎回天気のことを書いていますが、それだけ今年はいつもと違う天気が続いているということになります。昨年の8月末は長野に行きましたが、曇り空で最後の「さかきた」ですごく秋を感じました。今年最後の夏休みの週末は全国的に曇りか雨の予報で、腰も痛いからパスしようかとも思ったのですが、前日になって行く予定の青森、秋田が曇りで雨は降ってもぱらつく程度と出ましたので頑張って行くことにしました。朝関東は雨で、傘をさしての出発で仙台までは雨でしたが盛岡を過ぎると晴れ間が出てきました。新青森に着くと夏の日差しとなり雲は多く津軽富士の頂上は見えませんでしたが、秋を感じさせる夏の青森、秋田を満喫してきました。

今回の駅巡りですごく期待していたのが、全国的に有名になった田舎館村の田んぼアートでした。一度は見てみたいと思い、道の駅「いなかだて」を最後にして1時間のゆとりを持って行きました。この駅は久々に大横綱級の規模で人の多いのにはびっくりしました。それでもアート第2会場のサザエさんの方はそんなに混まずに見ることができました。続いて村役場に行ったのですが、まず駐車場の確保が大変で少し焦りを感じました。何とか車を止めて役場に行ってびっくりしました。役場の外にまで見物客が並んでいるではありませんか。最後尾には係りの人が約1時間待ちですとアナウンスしていました。私は待つということが大嫌いな性分で1時間なんてとんでもないことです。中学生の頃、上野の国立博物館に来たツタンカーメンやミロのビーナスは2時間以上かけて並びましたがこれは別格です。それに新幹線がぎりぎりになってしまいます。そこで係りの人に1時間以上になってしまう可能性がありますかと尋ねたところ、大目に見て1時間で多分40~50分でしょうとのことでした。それなら百聞は一見に如かず、見て行くことにしました。でも結局並んだ時間は丁度1時間でした。新幹線を気にしながら狭い展望台から写真を撮って数分で降りてきました。でもまあ見るに値する素晴らしいものでした。写真では今までの浮世絵や竹取物語など見て知っていましたが、やはりそれは単なる平坦な写真に過ぎません。本物は心地よい風に稲穂が少し揺れて凹凸があり、周辺の町や遠くの山々が見えて初めてこのアートの偉大さを実感できます。ただ残念だったのは写真の画質を上げることはしておいたのですが、全体像が撮れず、縦横比を換えようとしたのですが、混んでいて無理でした。したがって継ぎはぎのような写真しかありませんが、ご堪能ください。

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