ふるさと銀河線の廃駅を利用した道の駅

例年ですと9月初めはまだまだ暑さが厳しいので北海道に出かけることにしました。ところが寒気が入り込み苫小牧周辺は大変な集中豪雨に見舞われました。ピークを過ぎてもずっとすっきりせず初秋の北海道を満喫することができませんでした。それとぎりぎりになって知ったことですが、ツールド北海道と重なっていて交通規制があり駅巡りの順番を変更せざるを得ませんでした。したがって初日は日高山脈へ行く予定でしたが、十勝平野の東を回ることにしました。その中で「足寄湖」が休業中ということを切符を買ってから気づきました。あわてて町役場に問い合わせたところ8月下旬からJAが買い取って営業を再開したとのことで無事に切符や登録証をゲットできました。確かにこの辺りは目玉となる観光地はなく客も少ないのでしょう。過去に何度か通りましたが、みな素通りしただけでした。でも道の駅はしっかりあります。「ステラ★ほんべつ」「あしょろ銀河ホール21」「オーロラタウン93りくべつ」はどれも廃線となったふるさと銀河線の廃駅の跡に建てられています。それぞれの町が力を入れていてどれも規模が大きく工夫を凝らしていて楽しい駅でした。でも「あしょろ」以外は空いていて大丈夫なのかなと少し心配してしまいます。

ふるさと銀河線は昔小学生の時に習った時は網走本線と言って根室本線の池田から網走まで通じていた路線です。何しろ本線というくらいメインの路線でした。線路を通すというのは大変な苦労があるのだと思いますが、人口の減少でそのレールが使われなくなってしまうというのは実に寂しい気がします。温暖化現象で数十年後の北海道は人口が爆発的に増加するでしょうからそれまで何とか保存していてもらいたいものです。

今回の駅巡りではもうひとつ有名な幸福駅も見てきました。これよりは道の駅になった方が救われると思いました。

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