県道9号はどこも鬼門

駅巡りをしていて行くのが難しい場所があります。ひとつには渋滞しやすい場所、人気があって混雑する場所などですが、何といっても道路事情の悪いのが一番です。紀伊半島がその最たるものだと思いますが、もうひとつ長野・静岡・愛知の三県にまたがった天竜川周辺も道路事情の悪い地域です。三県統一の県道1号は佐久間ダムから天竜川沿いを走っていますが天竜峡まで約70kmがずっと1.5車線です。したがってこの地域をいつ行こうかと悩んでいましたが、昨日ついに挑戦してきました。

新東名ができたので鳳来三河三石は簡単でした。つくで手作り村もR301が思いのほか2車線で問題ありませんでした。一番のネックはくんま水車の里です。ナビはr47を指示しましたが、車載動画ではきわめて細い道です。そこでナビを無視してR151を進み天竜奥三河国定公園の鳳来峡をめでながら静岡県に入ってすぐr9を南下して行きました。国道から分かれて道の駅まで17kmとありましたが、すぐに1.2~1.7車線になりました。それに対向車が結構あるのにはまいりました。トラックも走って来ます。バックして離合したのが2度ありました。窓を開けて後ろを見ようにも「地ハチ注意」とあり窓も開けられません。それなのに40という速度制限の標識がやたらとあるのにはびっくりでした。以前6月に広島県のr9がひどい道でしたが、この静岡県のr9もそこまでは狭くありませんが、交通量と長さからはもう最悪の道でした。駅について売店のおばさんに言うと東栄からのr9とr47は狭くてなるべく使わないとのことでした。駅へは3本の道がありますが、そのうちの2本はお勧めできないというのは少しひどい話です。「くんま水車の里」という名前に期待してやってきたのですが、くんまは熊のこと、それに水車も大したことはなくややがっかりの駅でした。

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